野球でピッチャーが投げる変化球のうち、ナックルボールは、ほぼ無回転の変化球で、細かく揺れながら落ちる変化球である。この変化球の名前の由来は、ボールを握るときに指の関節(ナックル)を使うことからそう呼ばれている。
この変化球の投げ方は指を使ってボールに回転を与えずに投げる。またこの変化球の投げ方は非常に多彩で、指を2本もしくは3本ボールにそって寝かせる握り方もあれば、立てる握り方もあり、リリースの際も指で弾く投げ方もあれば、力を殺して押し出すだけの投げ方もある。
このように他の変化球の投げ方とは異なる投げ方が特徴といえる。そしてバッターはおろかキャッチャーでさえも捕球に苦しむその特殊な変化からコントロールをつけるのが難しい。その予測できない変化から、この変化球は野球界において「現代の魔球」と呼ばれることもある。
この変化球をメインに投球を組み立てるピッチャーのことをナックル・ボーラーまたはナックラー、全てナックルの投手をフルタイム・ナックル・ボーラーと呼ぶ。ナックルボールは全力で腕を振らないフォームから投じられるため肩や肘にかかる負担が少ない。そのためこのナックルボーラーは総じて選手寿命が長く、アメリカ野球の大リーグでは40才を過ぎても活躍するピッチャー(投手)も多い。しかしナックルという変化球は簡単には投げることができない変化球であり、日本のプロ野球においてもナックルを投げるピッチャーはほとんどいないのが現状である。
また、この変化球はどんな変化をするのか予測ができないためにキャッチャーはとても捕るのが難しく、キャッチャー泣かせの変化球ともいえる。したがって野球の試合でナックルを投げる投手とバッテリーを組む時はキャッチャーは大きめのキャッチャーミットを使うケースがある。そして球速が非常に遅いため、ランナーがいる場合には盗塁されやすいという弱点がある。
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野球の変化球の種類〜ナックルボール
posted by 野球変化球 at 10:23
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